完成工事高（X1）の概要

X1評点は、工事種類別に完成工事高を評価する指標で総合評定値（Ｐ）の算出において２５％のウエイトを占めております。売上高で企業規模を測ることがよくあると思いますが、経審においても企業規模を測る要素として完成工事高（＝工事売上高）を評価基準にしています。
完成工事高（Ｘ1)は、許可を受けた建設業の29業種ごとに審査基準日の直前2年又は直前3年の年間平均完成工事高をテーブル表に当てはめて算出します。２年平均か３年平均のどちらかを選択します。ただし、建設業の業種ごとに直前2年又は直前3年の年間平均完成工事高を選択することはできず、すべて同一の方法によらなければならない。

完成工事高評点（Ｘ１）の算出方法

建設業許可業種別の直前2年又は3年平均の完成工事高（千円単位）に応じた下表の区分の算出式に当てはめて計算する。

計算例

年間平均完成工事高が、1.4億の場合

• ※年間平均完成工事高は、千円単位とする。
• ※P点換算は、X1に0.25を掛けた値。評点に小数点以下の端数がある場合は、切り捨てる。

完成工事高評点（Ｘ１）の算出式